高所の作業、より安全に
安全帯「フルハーネス型」着用義務化
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高所作業時に使用する安全帯について、厚生労働省は2022年から、肩やももなど複数の箇所で体を支える「フルハーネス型」の着用を義務化する。広く普及しているのは「胴ベルト型」で、宙づりになった際に腹や胸を圧迫されて死亡する事故が相次いでいた。
厚労省は月内にも労働安全衛生法に基づく省令や告示などを改正する。
同省によると、2006~15年に建設現場の足場などから転落、安全帯で宙づりになった事故の死亡...
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