労災死 3年ぶり増
昨年978人 運送や建設目立つ
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2017年の労働災害による死者は前年を50人(5.4%)上回る978人で、3年ぶりに増えたことが30日、厚生労働省のまとめで分かった。運送業や建設業で増加が目立ち、同省は現場の人手不足などが背景にあるとみている。
業種別では建設業が323人(前年比9.9%増)、陸上貨物運送事業が137人(同38.4%増)、製造業が160人(同9.6%減)だった。
死亡原因は「墜落や転落」(258人)が最も多く、...
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