ホンダ中国開拓、リスクより成長
CATLとEV電池 知財共有どこまで
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ホンダは電気自動車(EV)の主力モデルに使う新型電池を車載用で世界最大手の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)と共同開発する。世界のEV市場の中心になる中国で、地元のCATLをパートナーに選ぶのはホンダにとって自然な選択肢だった。技術流出などへの警戒感が根強いなかでも現地勢と向き合う経験は、二輪ビジネスを手始めに重ねてきた。
1990年代後半、中国で好調だったホンダの二輪事業は一転して、現地メー...
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