マクロン改革、既得権崩す 仏大統領就任1年
労働法で成果 公務員削減、迫る正念場
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【パリ=白石透冴】フランスのマクロン大統領が戦後最大ともされる改革を進めている。就任約1年で税制改正、テロ対策法など20種類以上の政策をまとめ、労働者の既得権などにも切り込んだ。ただ自身の政党は組織として未熟との指摘があるほか、弱者に厳しいとの不満も地方を中心にくすぶる。年金一本化、公務員削減など大型の改革を控え、これからが正念場となる。...
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