バイオマス発電 黄信号
燃料調達難で大半稼働できない恐れ パーム油使用、乱開発助長も
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植物由来の燃料を使う再生可能エネルギーのバイオマス発電。政府は2030年に国内電力消費の約4%をこの発電で賄う目標を掲げる。政府が保証する電力買い取り価格が魅力で、企業によるバイオマス発電所の建設計画は目標の2倍以上に積み上がった。だが、燃料の調達難で大半が稼働できないとの見方が浮上。燃料の種類によっては逆に環境負荷を高めかねない懸念も出ている。...
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