2019年8月20日(火)

凧はもともと「いか」だった
鳥取・倉吉に伝わる製法と揚げる喜びを次代へ継承 黒川哲夫

2018/3/30付
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日本経済新聞 朝刊
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タコはもともとイカだった――。

晴れた空に高く上がり、風に乗って舞い踊る和凧(だこ)を思い浮かべてみてほしい。その姿は確かにタコよりイカに似ているではないか。それもそのはず。実際、和凧はその形から江戸時代まで関西では「いかのぼり」や「いか」と呼ばれて親しまれていたのだ。私は鳥取県の倉吉に伝わる和凧の「いか」づくりを受け継いでいる。

◇ ◇ ◇

「たこ」は江戸から

凧の呼び名の歴史を調べてみると、…

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