室温で電子部品保護膜
山形大、世界最大の装置 コーティング熱処理不要
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山形大学の広瀬文彦教授らは、電子部品や金属部品の劣化を防ぐ金属酸化膜を室温でコーティングできる世界最大の装置を開発した。従来300度の熱処理が必要だったコーティングを室温(25度)で成功した。部品の高耐久化や高性能化につながる成果。これまでビン・缶入りしかなかったビールをペットボトル入りにもできるという。
開発したのは、湿気による酸化や薬品による腐食から電子部品などを守る保護膜を室温で形成できる...
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