FRB、低物価「謎」解けず 半年ぶり利上げ
資産高騰 懸案残る
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【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)は13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、6カ月ぶりの利上げを決めた。来年2月に退任するイエレン議長には、2008年秋の金融危機への対応から利上げ路線に転換することは悲願だった。ただ、完全雇用下で物価が低迷する「謎」は解けないまま。18年は成長率の予測を上方修正したのに、今年と同じ年3回の利上げペースを維持するシナリオを公表。物価動向を見極めな...
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