サックス奏者 須川展也(1)
開発に協力した「相棒」の楽器
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アルトサクソフォン(サックス)を初めて手にしたのは浜松市の中学校で吹奏楽部に入ったときだから、あれから40年以上の歳月がたった。サックスはほとんどの方が知っている楽器だろう。一般的には吹奏楽、ジャズ、フュージョンで使う楽器というイメージが強いのではないか。吹奏楽やジャズはもちろん大事な領域だが、僕自身はクラシックの奏者としてアプローチしている。
サックスの歴史はまだ170年ほどと浅く、オーケストラ...
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