精密農業 米国が開拓
ドローンやGPS農機を活用
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衛星画像やIT(情報技術)を駆使して農地をきめ細かく管理し生産性を高める「精密農業」が、農業改革の決め手として注目されている。先行する米国の取り組みを穀倉地帯で追った。
「数キロメートル離れた農場の状態が手に取るように分かる」。ミズーリ州ウィロウ・アンド・カンパニー農場のウィリアム・ハンター共同経営者のスマートフォン(スマホ)画面に、作物の出来具合がわかる衛星写真、カラー表示された区画ごとの半月間...
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