富山県美術館 経済効果32億円
政投銀試算
[有料会員限定]
日本政策投資銀行は、8月26日に全面開館した富山県美術館(富山市)が県内に年間で約32億円の経済波及効果をもたらすとの試算をまとめた。前身の富山県立近代美術館からの純増分に伴う効果を推計。入館料や飲食代、交通費など来館者が支出する「直接効果」が21億円、関連事業者の収益や従業員の所得増加に伴う支出「間接効果」が11億円だった。
同試算では、3月の一部開館から4カ月間の来館者数を基に、年間の来館者数...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り244文字