法科大学院、半数が撤退
立教も青学も…合格率低迷で拍車 甘い目算、乱立で質低下
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法科大学院の撤退が相次いでいる。来年度に学生を募集する大学院はピーク時のほぼ半数の39校に減った。乱立が教育機能の低下を招き、司法試験合格率は低迷。政府の「法曹需要が増える」との見通しも外れた。大学院を出ても試験に合格できない、合格しても事務所への就職が厳しい――。それが志願者の減少に拍車を掛けている。
「まだ多い。次はどこが募集をやめるのか」(首都圏の法科大学院教授)。2018年度に学生を募集す...
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