ピンポン パク・ミンギュ著
無関心で加害者となる絶望

2017/7/8付
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日本経済新聞 朝刊
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長篇(ちょうへん)小説『ピンポン』(2006年)の主人公である中学2年生の「僕」は、チスという名の少年にいつも殴られているために「釘(くぎ)」というあだ名がつけられている。僕は気づいた。世の中を動かすのは人類全体の2パーセントしかいないチスのような人間で、残りの98パーセントは、その命令に従って動くだけだということを。

僕と友人の「モアイ」は、なぜか原っぱにぽつんと置かれた卓球台で卓球をするよう…

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