財務省資料に医師会反発 診療報酬下げ巡り攻防
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2018年度予算編成の焦点となる診療報酬改定を巡る前哨戦が始まった。引き下げをめざす財務省が医師の診療報酬価格と賃金・物価の動向を比較し、医師の報酬が高水準と指摘する資料を作成。引き下げを避けたい日本医師会は「恣意的だ」と反発している。改定作業の基礎データになる可能性があるだけに、激しいさや当てを続けている。
2年に1度改定する診療報酬は薬価などと診察料(本体)で構成されている。財源は税金と保険料...
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