2018年8月15日(水)

ゲンロン0 観光客の哲学 東浩紀著 「誤配」での連帯 肯定の思想

2017/6/17付
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日本経済新聞 朝刊
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 東浩紀のひさびさの書きおろし単行本である。哲学書としては『存在論的、郵便的』以来19年ぶり。『存在論的~』よりも格段に読みやすく、内容も深化しているとあっては読まないわけにはいかない。

 本書の構成は2部に分かれている。第1部では、タイトル通り観光客の哲学が展開される。現代社会においてはリベラリズムが凋落(ちょうらく)しつつある。カントからヘーゲルに至る「個人から国民へ、さらに世界市民へ」という「…

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