公文書廃棄相次ぐ
「1年未満」が抜け穴に
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森友学園(大阪市)への国有地売却や陸上自衛隊の南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣をめぐり、重要な行政文書が短期間で破棄されていたことがわかり問題になっている。いずれも文書の保存期間は、法律上の定義があいまいな「1年未満」に指定されていた。「公文書管理法に抜け穴がある」として、法改正を求める声が広がっている。
公文書管理法は「行政機関における経緯も含めた意思決定過程や事務事業の実績を合理的に跡...
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