スルメイカ不漁、道南経済に影
価格高騰、加工業者に打撃
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スルメイカの不漁で道南のイカ加工業者が打撃を受けている。2016年度の函館市の市場での取扱量は5年前の半分以下に落ち込み、取引価格は前の年度に比べて6割高と高騰した。流通量の減少と価格上昇は加工業者の減産と収益圧迫の要因となっている。道南経済で大きなウエートを占めるイカ加工業の不振は地域に影を落としている。
「現在の加工作業は午前で終わり、午後は休業」。スルメ製造のカネキン高松水産(松前町)の高...
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