特許延長医薬品、保護範囲に4基準 後発薬開発に追い風
訴訟リスク予見しやすく
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知的財産高裁が1月20日に出した判決が、後発医薬品(ジェネリック)の開発・販売の後押しにつながりそうだと注目されている。判決は、特許の保護期間延長が認められた医薬品について、延長期間中に保護される範囲として4つの判断基準を初めて示した。専門家は「訴訟リスクの予見性が高まり、後発薬メーカーは開発に取り組みやすくなる」とみている。
訴訟は、提携先を通じて抗がん剤「エルプラット」を日本で製造・販売するス...
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