/

この記事は会員限定です

介護市場の競争と品質(4)「結果」でなく「過程」の質評価

広島大学准教授 角谷快彦

[有料会員限定]

介護品質の評価は、介護による被介護者の心身の改善といった「結果」ではなく、介護者の食事介助の仕方といった「過程」に着目した方が適しています。

そもそも介護は急性疾患の療養と異なり、状態の改善を必ずしも目的とするわけではありません。寝たきりの高齢者に穏やかな老後を送ってもらうといった目的は主観的で、一律の指標には適さないうえ、認知症罹患(りかん)者が多い被介護者に満足度調査の結果を求めることも困難...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り672文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません