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東京大歌舞伎大一座 作家 北村薫

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わたしの父は大部の日記を遺した。それによると、昭和八年九月十日、父は《阪東橋》の近くで、『扇屋熊谷』という芝居を観(み)ている。

住んでいたのが横浜だから、その橋が特定出来る。そうなると行ったのは、当時、末吉町にあった歌舞伎座ということになる。東京だけではない。横浜にも《歌舞伎座》は、あったのだ。

ところで先日、わたしはまさに昭和八年夏の、芝居のプログラムを古書店で買った。役者は、片岡我童、中村芝...

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