闘争再び(1)あらがえば痕跡残さぬ - 日本経済新聞
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闘争再び(1)あらがえば痕跡残さぬ

政敵の遺物砕く

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8月5日午前0時、中国の遼寧省大連。闇に紛れ、数十人の男が「星海広場」にそびえる20メートルの石柱「華表」の下に集まった。突然、電動カッターから火花が散り、重機がうなる。中国で権力を象徴し、白い玉石に竜の昇る姿が刻まれた柱はわずか30分で砕け散った。

別格の指導者

権力闘争への号砲だった。この石柱を建てたのは、かつての大連市長、薄熙来(67)。2012年秋の中国共産党大会で権力の頂点に上った現国家...

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