グレーな処理 毅然と対応
新日本監査法人・辻幸一理事長に聞く 契約解除を恐れず
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東芝の不正会計を見抜けず、昨年末、金融庁から行政処分を受けた新日本監査法人。ガバナンスや監査品質の向上を急ぐ辻幸一理事長は「なれ合いを許さず、公益性を重視して毅然と対応する仕組みが整ってきた」と話す。
――行政処分を機に顧客企業が監査契約の打ち切りに動きました。
「処分後に40社近い顧客が契約を解除した。信頼回復に特効薬はなく、新日本に任せれば大丈夫だという監査チームを作っていくほかはない」...
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