凍土壁、見解隔たり 追加工事後に検証へ
規制委「見極め難しい」 東電「遮水の効果ある」
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原子力規制委員会は2日、東京電力福島第1原子力発電所の汚染水対策として工事が進む「凍土壁」について、建屋山側での凍結範囲拡大と、海側の一部が凍っていない場所での追加工事を認めた。東電は6日にも追加工事に着手する。ただ凍土壁の効果については東電と規制委で見解に隔たりがあり、工事後に慎重に見極めることになる。
福島第1原発では、建屋内に一日150~200トンの地下水が流れ込み、大量の汚染水が発生して...