マニラの鉄道に2400億円
政府、アジア整備主導 ODAで最大
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【マニラ=佐竹実】日本政府は、フィリピンの首都マニラで計画される鉄道の整備事業に約2400億円の円借款(総合2面きょうのことば)を供与する方針だ。政府開発援助(ODA)による一回の貸し付けとしては過去最大規模。安倍晋三首相が5月に、新たな支援戦略として打ち出した「アジアでの質の高いインフラ投資」の第1弾となる。金額の大きさだけでなく長期にわたる成長の持続性も重視した支援とする。日本企業の商機も広がりそうだ。...