TPP審議「大統領選後」
米上院共和トップのマコネル氏 発効遅れる可能性
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【ワシントン=河浪武史】米上院共和党トップのマコネル院内総務は、環太平洋経済連携協定(TPP)の議会審議を2016年11月の次期大統領選後に先送りする意向を表明した。オバマ大統領はTPPを政権の「レガシー(遺産)」とすべく、来年2月にも協定に署名して速やかに議会審議に入る考え。ただ多数派共和党の議会指導部が認めなければ、発効が遅れる可能性がある。
11日付の米紙ワシントン・ポストがマコネル氏のイ...
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