中国艦、領海侵入意図か
尖閣接続水域を航行 一触即発、ぎりぎり回避
[有料会員限定]
中国海軍の艦船が9日未明に沖縄県の尖閣諸島周辺の接続水域を初めて航行し、日中間の緊張が再び高まっている。日本政府の分析によると、中国軍艦が一時、日本の領海に侵入する意思を持って航行していた可能性があることが判明。侵入した場合には不測の事態にも発展しかねなかった。事態を招いた背景には、偶発的な衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」の不備も指摘される。
複数の政府関係者によると、中国軍艦は日本側の警告を無視...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り707文字
関連キーワード