点字ブロック半世紀 75カ国に普及、国際規格にも
岡山の男性発明/視覚障害者のインフラに
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交差点や駅でおなじみの点字ブロックが、世界で初めて岡山市内に設置されてから今春で半世紀を超えた。視覚障害者の安全な歩行を支える「希望の眼」として海外にも活用が広がる一方、必要としない人々の意識の低さや、誤った理解による危険な設置などの課題も。関係者は啓発活動を通じ、重要インフラとしての一層の周知を図る。
点字ブロックが誕生したのは1967年3月18日。岡山市の発明家、故三宅精一さんがブロックを考...