過労自殺巡り株主訴訟
肥後銀元行員遺族、7日提訴
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肥後銀行(熊本市)に勤務し過労自殺した男性(当時40)の妻が、当時の役員11人の経営責任を問い、計約2億6千万円を銀行に賠償するよう求める株主代表訴訟を起こすことを決めたことが5日までに分かった。熊本地裁に7日提訴する。銀行が妻ら遺族に支払った賠償金や「信用を失ったことによる損失分」などを補填するよう求める。
訴訟を通じ、過労死防止の責任が経営陣にあることを明確にするのが狙い。代理人の松丸正弁護...
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