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(少子化対策を考える(上))戦後の倫理・制度大変革を

堺屋 太一 経済評論家

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今年に入って「人口問題」に関する調査報告や提言が相次いでいる。少子高齢化と人口減少は最も重大な長期問題である。だが、唱えられている対応策は月並みで、到底、根本的な解決になるとは思えない。「戦後日本」が積み上げてきた倫理と体制と制度の塊を抜本的に変えないと、流れを変えることはできない。

1976年、私は予測小説「団塊の世代」を発表した。47~49年までの3年間に生まれた人口が異常に多いのに着目。この...

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