〈聞き手から〉「一時の幸せ」 満たす夢を
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景気回復局面で、少し高めの商品が売れ始めた現象を指して「ちょい高」という言葉が使われている。値段の変化を表現したにすぎないこの言葉、実は現象の一面しか捉えていない。本質は、今までより「ちょっと良いもの」を求め始めた消費者心理の変化だ。
夏のセールが不調に終わった百貨店は「安さだけでは消費者は振り向かない」と痛感した。長い不況期を経て費用対効果を見極める意識は鋭くなったが、所得増の期待が膨らみ、消費...
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