三菱重、「民間機」営業益190億円
今期787が貢献
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総合重機各社の航空機事業で米ボーイングの最新鋭機「787」が利益に貢献し始めた。三菱重工業の2014年3月期は民間航空機の営業利益が約190億円と前期の2.6倍に増えるもよう。川崎重工業やIHIも部門利益が拡大する。787の商業運航開始から約2年が経過。各社とも量産体制に入り、償却費などを吸収できる収益体質になりつつある。
三菱重の連結営業利益は16%増の1900億円を見込む。民間航空機は全体の1割を占める見通しで、前期の...
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