試練のゴーン日産(2)日本を軽視するな
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「インフィニティという世界ブランドに統一すべきだ」
「いや、このクルマだけはゆずれない」
来年2月発売の13代目「スカイライン」を巡り、日産自動車社内で外国人幹部と日本人幹部の意見が割れた。
古くは「ハコスカ」などで知られる同車種は1957年に発売した「日産で最も長い歴史を持つ重要な車」(副社長の西川広人、60)だ。高級車ブランド「インフィニティ」は社長のカルロス・ゴーン(59)も力を入れる。一部...
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