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(43)「もはや戦後ではない」(1956年) 自立促した警句

経済白書に威光があった

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かつては白書といえば経済白書を指した。いつのころからか、夏の盛りに世に問うのが慣例になり、経済白書は夏の季語として歳時記にものった。読み手の心をつかむ描写で国民と企業経営者に経済のいまを説く。白書が威光を放った時代があった。

世の受けとめと執筆者の意図との間に、これほどのずれが生じたことばも少ない。「もはや戦後ではない」。だれもが耳にしたことがある名句は、1956年(昭和31年)の白書の結語に...

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