歴史的視点からみた欧州危機 帝国への試み 矛盾噴出
ドミニク・リーベン ケンブリッジ大学教授
統合の正統性揺らぐ 対応誤れば世界を危うく

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2011/11/15付
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日本経済新聞 朝刊
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その他
<ポイント>
○EU創設は代償払わず帝国の利点得る試み
○国家を持たずに帝国の矛盾は解消しづらく
○世界秩序が変わる中で経済危機は緊張招く

欧州の危機を巡る議論はこれまでのところ、公的債務問題をどう解決するかに集中していた。とりわけユーロの基盤が揺らぎ、世界経済が1930年代に匹敵する大恐慌に至る事態を食い止めるにはどうすべきかが議論の的になっていた。だが今回の危機を理解し長期的な影響を見抜くには、なぜ

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