新指導要領で公立校「授業時間増やす」
「標準以上」小学の5割超 教員が不足、多忙に
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新学習指導要領が小学校で今年4月、中学で来年4月から完全実施されるのを控え、公立小中学校教員の8割近くが「基礎的な知識の習得」に重点を置いていることが9日、全国の校長や教員らを対象にした調査でわかった。「脱ゆとり」の新要領により教える内容が増えることに対応したとみられ、標準と定められた時間数を上回る授業時間を設定している学校は小学校で5割、中学では3割を超えた。
調査はベネッセ教育研究開発センタ...