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捨てる決断、アップルの教訓

編集委員 西條都夫

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21世紀の最初の10年が過ぎつつあるが、この間最も輝いた企業はどこだろう。独断と偏見で選ぶなら、経営危機の瀬戸際から、「株式時価総額IT(情報技術)企業の世界一」にまで復活した米アップルの名を挙げたい。

□  ■  □

十数年前のアップルは内紛や商品戦略の失敗が続き、お粗末の一言。旗艦「マッキントッシュ」は昔からのファンを引き留めるのが精いっぱいで、IT革命が生んだ新規のユーザーは競合のマイクロ...

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