TPPの誤解、薄らぐ 米から新たな要求も
公的医療保険廃止の要求なし・関税撤廃に例外の余地
参加準備、国内外で加速
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環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加に向けた事前協議が進む中、不透明だったTPP反対論の真偽が徐々に明らかになってきている。すでに「米国が公的医療保険の廃止を要求する」などの推測が、誤りであると判明。ただ米産業界からは日本市場開拓を狙った要求も相次ぐ。政府は19日以降、国内向け説明会参加や米などとの事前協議を予定し、国内外で交渉参加への準備を加速する。関係国の姿勢を見極め、国民の誤解をどれ...