三菱ケミカルなど20社、特許共同活用 AIで開発迅速に
AIを活用し、開発期間の大幅短縮につなげる(三菱ケミカルの研究所)

三菱ケミカルなど20社、特許共同活用AIで開発迅速に

■特許情報から化合物の製造方法をデータベース化

■開発期間が数カ月と最大50分の1になる可能性

■開発に参加した化学メーカーが有料で活用する…

発熱の社員に休暇勧奨を 政府、新型コロナで基本方針

政府は25日、新型コロナウイルス対策の基本方針を公表した。基本方針では企業に対し、発熱などの風邪症状がある社員には休暇の取得を勧めるよう強く呼びかけた。イベントなどの開催については全国一律の自粛要請はせず、各地域や企業が感染の広がりや会場の状況などを踏まえ、開催の必要性を改めて検討することを要請。いずれも基準は示さず、企業や自治体に判断を委ねた。

現在、政府は37.5度以上の発熱や風邪のような症…

新型コロナ株安、金融相場が逆回転

新型肺炎の拡大に世界の株式市場が過敏に反応し始めた。24日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均が1031ドル安と歴代3位となる下落幅を記録し、連休明けとなる東京株式市場でも日経平均株価が一時1000円を超える下げを演じた。これまでマーケットが比較的冷静に考えてきた、新型コロナウイルスが世界景気を押し下げるリスクを深刻にとらえはじめた結果だ。世界的なカネ余りに支えられた金融相場が逆回転しはじめて…

冬眠で夢見る 永遠の命 医療への応用探る

突然の病気や体の衰え、不慮の事故――。生きている限り、誰しも最期を迎える。もし寝て過ごすように命が刻む時間を自在に操れたら、死という永遠の終わりが遠のくのだろうか。現代の科学では「できるわけがない」と笑い飛ばす夢物語だったとしても、科学技術の進歩が人々の心の中に「もしかしたらできるかも」という思いを芽生えさせているのも事実だ。大切な人を突然失っても、よみがえるのを楽しみにする。急病でも救命のため…

「送料込み」楽天の抗戦 公取委を待つ難路

ネット通販の送料を巡り、楽天と公正取引委員会が対立している。楽天が出店者に求めた「送料込み」の価格設定が独占禁止法上の「優越的地位の乱用」にあたるのかどうかが焦点だが、楽天は競合相手との関係上、必要な施策として一歩も譲らない構えだ。今後の展開次第では、楽天と出店者の関係にとどまらず、様々な企業の取引に影響しかねないだけに、多くの関係者が注視している。プラットフォーマー規制に取り組む公取委にとっても、思わぬ難路となる可能性がある。

■きかない「にらみ」

「自分が競争当局の審査官ならやりたくない」

「仮に処分が出た場合、企業側が裁判で争ったら勝つ可能性がある」

独禁法に詳しい多くの弁護士が、楽天の送料問題に強い関心を寄せている。ポイントは、楽天がネット通販サイト「楽天市場」で3980円以上購入した場合に送料を"無料"にするように、出店者に求めた施策が「優越的地位の乱用」にあたるのかどうかだ。

専門家の間では「公取委にとっては立ち入り検査に入り、にらみをきかせることで楽天が自主的にとりやめる形が理想だったはず」(川島佑介弁護士)という見方は一致する。2019年4月にはアマゾンジャパン(東京・目黒)が計画した利用者へのポイント還元制度が、公取委の調査後に撤回される事態になった。また同年10月に楽天は旅行予約サイト「楽天トラベル」を巡り、公取委に対して企業が自主的に改善計画を提出する「確約」手続きを初めて申請し、認められた。

公取委が拳を振り上げれば、摩擦や処分を避けようと企業が折れるのがこれまでの常だった。特に優越的地位の乱用について公取委は複数の「報告書」や「指針」を出し、監視を強めてきた。外国企業でさえ、自主的に改善しようと取り組む例も増えている。

ただ、これまでのところ、楽天は折れる気配を見せておらず、異例の展開になっている。同社にとって本丸のネット通販サイトの送料をわかりやすく統一するのはアマゾンジャパンなどとの競合上、譲れない施策だ。三木谷浩史会長兼社長は「これしかないと思ってやっている」と語り、3月18日の実施予定は変えていない。

■ウルトラCも

公取委は2月10日、楽天を立ち入り検査した。この検査も異例な展開をたどった。3月18日という期限があるなかで「なるべく早めに動きたいという思惑やプレッシャーをかける意図があった」との指摘がある。そもそも、実際に始まっていない行為に対し、立ち入り検査をするのも珍しい。

このままでは自主的な改善が見込めないとして、前もって強制的に行為をやめさせる手段はある。「緊急停止命令」を申し立て、裁判所から停止命令を得れば、差し止められる。申し立てれば04年以来というウルトラCだが、「プラットフォーマー規制を強く意識している今の公取委なら発動する可能性はある」(川島氏)と警戒する声もある。

■グレーゾーン広く

公取委が楽天に対し、排除措置命令、課徴金納付命令といった行政処分を出す可能性はあるのか。

優越的地位の乱用は「一般条項」で、様々なケースにあてはめられる規制だが、正式な処分を出す負担は当局にとって小さくない。例えば課徴金の計算には、事業者ごとの違反認定と計算が必要で、しっかりした論拠と手続きが要る。優越的地位の乱用に関わる課徴金納付命令は、企業側が内容を不服として争う例が相次いでおり、公取委は14年を最後に、正式な処分を出していない。

だが楽天が徹底抗戦の姿勢を見せる今回は、公取委が「やり過ごす」とみる関係者は少ない。

楽天は当局への事前相談で「乱用のおそれがある」という回答を受けていた。さらに当局が優越的地位の乱用というルールの適用範囲を広げている現状を踏まえれば、事実認定の手法を変える可能性がある。従来は「通常でも1年はかかり、出店者数を考えると作業量は膨大になる」(渥美雅之弁護士)。これを「例えば『サンプル調査』のような形にして効率化する可能性もある」(矢吹公敏弁護士)という。

■判断の基準は

判断のポイントは「利益」だ。

まず、出店者に不当な不利益があるかどうか。楽天は13日に表示方法を「送料込み」にすると従来の方針を修正した。送料の設定は自由なので、実質的な不利益は出ないのではないかという見方もある。商品価格に転嫁して吸収できるかどうかは、扱う商材の利幅など条件次第で変わると見られている。

次に、出店者が受ける不利益に対し、それを補う「直接の利益」があるかどうか。店舗が送料を負担するという不利益が生じるとしても、通販サイトの魅力が高まって売り上げが増えるという楽天側の主張は即座に否定できない。ただ、楽天側はこの根拠を示す必要がある。

出店者の増収効果は、楽天も過去に小規模な実証実験をしているが、独禁法の適用が焦点になる場合は、経済分析の専門会社に試算を依頼し、データを提出する場合もあるという。「原則は当局に立証責任がある。だが、今回は実質的には事業者側が根拠を出せなければクロ、と判定されかねない」という弁護士もいる。

楽天自身が「送料込み」を実現するために何をするかも論点になる。同社は配送網を整備するために投資をしているが、送料の一部負担や手数料への反映などで出店者の負担を軽減するような手当てをするなら、違反と認定しにくくなるとの見方がある。

グレーゾーンの広い優越的地位の乱用を問う案件だけに、仮に正式な行政処分が出されても、楽天が不服として裁判で争う可能性は十分にある。楽天市場で流通する商品の取り扱い規模が大きいだけに、違反が認定された場合の課徴金額が膨らむ可能性が指摘されており、当局にとっても入念な調査と事実の裏付けが必要になる。

企業は経営戦略上、必要と判断したルールの見直しを取引先に求めることがある。最近は「優越的地位の乱用」の適用を恐れて弁護士に相談するケースも増えている。企業の法務担当者や独禁法に詳しい弁護士が楽天の「戦い方」に注目するのは、同社が代表的なプラットフォーマーであり、「今回の件が違反なら、企業活動の萎縮につながりかねない」と懸念しているからだ。楽天と公取委の神経戦がどう決着するかによって、企業は競争法への対応を変えなければならないかもしれない。(児玉小百合)

法務インサイドは原則、隔週水曜日の掲載です。今回は臨時です。…

報酬、スマホに入金 「助太刀」など新興サービス台頭

フリーランスなど個人事業主への報酬をデジタルマネーとして支払うサービスが増えている。利用者は銀行口座を介さずにスマートフォン決済事業者などを通じて好きなときに必要な額をスマホで受け取り、買い物や送金に使えるのが特長だ。現行法は会社員向けの同サービスを禁じているが、キャッシュレス普及を狙う政府内には解禁論もある。すでに10万人規模の潜在ユーザーをかかえる事業者もいる。働き方の多様化が進むなか、民の…

新型コロナ・最新情報 日本は16都道府県で129人感染

新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。最新のニュースをこちらのページでまとめてお読みいただけます。…

YouTube見れば"東大生"に 開かれた学びの扉

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2つに分割された画面の右側には、ニュートリノをめぐる素粒子物理学の理論を図解するスライド。画面左側では、この研究でノーベル物理学賞を受賞した東大宇宙線研究所長の梶田隆章が説明する。ノーベル賞学者本人がわかりやすく説明するこの40分の動画は誰でも無償で見られる。

これは東大がユーチューブを使って配信している「東大TV」の動画の一つ。ほかにも「次世代人工知能」「中国の外交と東アジア情勢」「ノーベル賞…

新型コロナ感染8万人、死者2600人超 マップで見る拡大

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新型コロナウイルスの感染が広がっている。中国本土以外の感染者数も増え続けている。感染の広がりをマップで見る。…

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