
G20、財政金融「拙速な縮小」回避協調には限界も
■「経済の回復はなお脆弱で、国によって差」
■米がデジタル課税譲歩、協調路線を演出
■途上国への経済支援はまとまらず、課題残す…
自動車の国際再編で異例の展開となったのが、スズキと独フォルクスワーゲン(VW)の提携だった。
スズキは2009年にVWと資本・業務提携を発表したが、VWがスズキを持ち分法適用会社と位置づけたことなどから会社の支配権を巡って対立。技術の供与のあり方をめぐっても溝が深まり、11年にスズキがVWに提携解消を申し入れた。第三者機関である国際仲裁裁判所に提訴し、約4年にわたって係争を続けた。鈴木修会長にと…
米長期金利の上昇が世界の金融市場を揺るがしている。2月の金利上昇は月間で4年ぶりの大きさとなった。米連邦準備理事会(FRB)は金融緩和の出口議論を封印するが、金利上昇の主役は景気回復を見越した「インフレ見通しの向上」から、FRBの金融政策の正常化を意識した「実質金利の上昇」に移りつつある。巨額の米財政出動の影響が経済の過熱を呼び、FRBが早期引き締めを迫られるシナリオを捨てきれないからだ。新型コ…
【ワシントン=河浪武史】民主党の議会指導部は27日未明(日本時間27日午後)、下院で1.9兆ドル(約200兆円)の追加の新型コロナウイルス対策法案を審議し、同党単独で可決した。上院では法案の一部修正が求められそうだが、同院も3月中旬までに可決する見通し。1月に発足したバイデン政権にとって、最初の大型経済対策となる。
1.9兆ドルの経済対策の柱は、1人最大1400ドルの追加の現金給付だ。年収7万5…
ロンドンの金融街シティーの端にはかつて、英王立造幣局が置かれていた。造幣局の起源は、ロンドンをデーン人の手から取り戻したことで知られるアルフレッド大王が、銀貨の鋳造を始めた882年にさかのぼるという。中国は2018年5月、在英大使館の移転のため、歴史的な場所を譲り受ける式典を開いた。
中国の大使館移転の動きは、同国が欧米諸国の大半とは違う時間軸で物事をとらえていることを示す。中英関係がきしもうと…
温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンゼロ。データ解説や最新ニュースもまとめてお読みいただけます。…

花嫁・山口百恵ホリプロ・堀威夫さん「私の履歴書」
ホリプロ創業者の堀威夫さんが大スターに育て上げた山口百恵さんは母子家庭で育ち、堀さんは母親が妹とふたり、苦労して育てる姿を見てきました。まじめな努力家だったという百恵さんは歌の表現力を身につけていき、映画「伊豆の踊子」とテレビドラマ「赤いシリーズ」によって、天井知らずの人気を得ます。1979年の暮れ、百恵さんから「三浦友和さんと結婚…

藤野英人さんらとThink!ニュースが分かるミニ解説
日経電子版「Think!」は、各界のエキスパートが注目ニュースにひとこと解説を投稿する機能です。2月19~26日のニュースでは、レオス・キャピタルワークス会長兼社長・最高投資責任者の藤野英人さんが「首相長男らによる接待問題」を読み解きました。このほか「米連邦準備理事会(FRB)の金融政策」「ワクチン接種管理システム開発」といったテーマの記事に投稿が寄せられました。(投稿の引用部分はエキスパートの…