
台湾に半導体増産要請日米独など、不足の早期解消求め
■米国が中国企業に制裁で不足に拍車
■自動車用の半導体が足りず車の減産相次ぐ
■特定の国・地域に増産協力を求めるのは異例…
日本経済新聞社がまとめた2020年度の設備投資動向調査(20年11月末時点の修正計画)で、全産業の投資額が当初計画(同6月末時点)に比べて2・9%減る見通しだ。減少幅はデータのある1990年以降で最大となる。新型コロナウイルス禍が響いた。一方、脱炭素や医療、デジタル化など成長領域で投資を積み増す企業も目立つ。
調査は上場企業と資本金1億円以上の有力企業958社を対象に集計した。11月末までの修正…
【ワシントン=中村亮、台北=中村裕】米バイデン政権の発足から間もなく、台湾を巡る米中の攻防が激しくなってきた。中国軍の戦闘機など計13機が23日に台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入すると、米国務省は23日に「台湾が十分な自衛能力を維持するよう支援していく」との声明を公表した。米中関係の焦点である台湾問題で、バイデン政権がトランプ前政権の強硬路線を引き継ぐか注目される。
台湾の国防部によると、中国…
■食料品仕入れ額約4兆円のうち、半分を新会社が一括調達する
■対象は飲料や即席麺、調味料や冷凍食品など
■仕入れ価格を抑えることで、今後の値下げなどに備える…
「噓つきの(前大統領ドナルド・)トランプからやっと解放される」。米中西部イリノイ州シカゴ郊外の住宅街。ジョー・バイデンの大統領就任式が開かれた20日昼、英語教師のモリーン・ブリッジはシャンパンで祝杯をあげた。手には就任式を計画・実行する大統領就任委員会からわざわざ購入した特製の記念グラスがあった。
「試練を乗り越えて未来を確かなものにするには、団結が必要だ」。就任式で繰り返しこう訴えたバイデン。…
「年初からこんなに上がるなんて。今の相場はどうにも違和感がある」。証券会社のセールストレーダーの元に、機関投資家から悲鳴のような声が舞い込む。ここ数年、1~3月の日経平均株価は前年とは逆の値動きになってきた。経験則に沿えば、今年の年初は下げ相場になるはず。そう見込んでいた投資家の多くが「急激な株高に取り残された感覚を持っている」(クレディ・スイス証券の石川真理子氏)。
日経ヴェリタスが昨年末に実…
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特集ペ…

コロナが招く「分断景気」過熱と冷え込み混在
新型コロナウイルスが引き起こす混乱で景気の「デカップリング(分断)」ともいえる状況が起きている。半導体や自動車など製造業が急回復し過熱感すら漂う一方、 …

「パックマン」40周年、選ばれるキャラ支える知財戦略
追いかけてくる「ゴースト」をかわしながらクッキーに見立てたドットをパクパク。黄色いキャラクターでおなじみのゲーム「パックマン」が2020年で誕生40周年を迎えた。日本はもちろん、欧米を中心に世界でも知名度が高く、有名ブランドとのコラボなども活発だ。
パックマンを開発したバンダイナムコエンターテインメントは20年12月18日、米男子プロバスケットボールNBAとのパートナーシップ締結を発表した。スマ…