
リモート副業、地方潤すスキル向上・地域貢献一度に
■銘菓の旗揚げや東京店の販売戦略策定
■自治体、希望者誘致へイベント開催も
■密なコミュニケーションが課題に…
大阪の中堅家電メーカーが「おもろい」をキーワードにユニークな商品を開発し、話題を集めている。新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要の追い風もあるが、アイデアやデザイン、機能をそぎ落として実現した低価格が消費者に受けているようだ。大手のアンチテーゼ(反証)ともいえる商品は、家電産業の蓄積がある関西の新たな風となるか。
「忙しい朝も優雅な一時(ひととき)へ」。ライソン(大阪府東大阪市)の人気商品は、その…
菅義偉首相は6日、11日で東日本大震災から10年を迎える前に福島県を訪問した。東京電力福島第1原子力発電所がある大熊町の商業施設や、浪江町の水素関連施設「福島水素エネルギー研究フィールド」などを視察した。
首相は視察後、南相馬市内で記者団に「復興への取り組みが着実に進んでいる実感をもった」と述べた。「復興10年の中で、これからの復興は国がしっかり責任をもって取り組ん…
全日本空輸(ANA)は同社のマイレージ会員サービスを巡り、約100万人分の個人情報が流出したと発表した。複数の航空会社に予約システムなどを提供するSITA社(スイス)への不正アクセスが原因としている。会員番号や名前などが漏洩した。マイルの不正使用といった被害は確認されていないという。日本航空(JAL)も同様の事例が起きたと発表している。
流出したのは「プレミアムメンバー」と呼ぶ上級会員の情報で、…
日本中央競馬会(JRA)のトレーニングセンターに所属する調教助手や厩務員、調教師らが、新型コロナウイルス対策で国が支給する持続化給付金を受給した問題で、JRAは6日、165人が約1億8900万円を受給していたとする内部調査結果を公表した。
【関連記事】・厩舎関係者になぜ拡大 持続化給付金の「不適切」受給
同給付金は営業自粛などで大きな影響を受けた事業者が対象で、個人の場合は最大100万円支給される…
温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンゼロ。データ解説や最新ニュースもまとめてお読みいただけます。…

科学が生む残酷な不平等カズオ・イシグロ氏に新作聞く
英作家カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞後初の新作「クララとお日さま」が2日、刊行される。人工知能(AI)を主人公に、最先端の科学が不平等を生み出すジレンマを描く。人はいかに生きるのか。魂とは、愛とは何か。作品に込めた思いを聞いた。
――語り手のクララはAF(Artificial Friend、人工親友)と呼ばれるロボットで、人間の子どもに寄り添い、成長を助ける役割を担います。物語の視点をAI…

行き渡らぬ支援物資「プッシュ型」さらに磨く
宮城県石巻市の元市議、庄司慈明さん(70)は最近、東日本大震災に関する手記を読み返している。筆者は庄司さんだ。2011年3月11日の発生後、避難所となった市立湊小学校で運営責任者を務めた。「避難所での経験を今後の防災に役立てたい」。1年がたったころ、こんな思いが強まり、約1年をかけて計185ページにまとめた。
「1500人の避難者にあふれていた湊小学校に、はじめての救援食事としておにぎりが届いた…