3月4日 日経が変わる 2017年2月17日

 日本経済新聞が3月4日(土)から大胆に生まれ変わります。土曜・日曜の1面のデザインを一新し、ビジュアルで気軽に読めるニュース解説記事を掲載します。「日本経済新聞」の題字も横型に変更、土曜の夕刊を含め、平日とはひと味違った紙面に変わります。

NIKKEI The STYLE

 日曜朝刊では優雅で知的なオフの世界をお届けする「NIKKEI The STYLE」が始まります。旅、グルメ、ファッション、文化・芸術などのライフスタイル情報を紹介する16ページの特別版です。高級白色紙を使用、美しいカラー写真を大胆に使った紙面をお楽しみください。

 平日はグローバルな視点から今を読み解く「オピニオン」面を毎日掲載します。本紙の中核記者が書き下ろす大型コラム「Deep Insight」がスタート。英フィナンシャル・タイムズ紙や英エコノミスト誌の翻訳記事も読めます。


土曜1面が新デザインに

 火~金曜には「金融経済」面を新設します。激動する国内外の金融に関するニュースをいち早くお伝えします。

 「NIKKEIプラス1」も全面刷新します。人気特集の「何でもランキング」を2ページに増やすとともに、楽しく賢い生活に役立つ実用情報や新製品情報も拡充します。

 平日でも週末でも読み応えのある新しい日本経済新聞にご期待ください。


週末の日経 大胆に変身

新媒体「NIKKEI The STYLE」 旅や文化の新潮流

 日曜朝刊のセンター16ページに旅や食、ファッションなどのライフスタイル情報を提供する「NIKKEI The STYLE」を創刊します。真っ白な紙面に美しい写真を大きく載せ、独立して抜き取れるウイークエンドセクションの誕生です。

創刊ゼロ号の紙面

17日に一部地域で配布した創刊準備号の紙面

 グルメ面では世界の美食家が注目するシェフの料理哲学や、旬の食材を一番おいしく味わうレシピを紹介します。ファッション面では海外のコレクション速報や上質な着こなし提案など、豊かでスタイルのある暮らしに欠かせない情報を提供します。

 日曜朝刊ではこれまで長く、国内外の美術を紹介してきました。新紙面でも「美の粋(すい)」と銘打って、鑑賞のポイントやヒントを紹介しながら、美術の名作が秘める謎や物語に迫ります。話題のクリエーターや各界の先端を走る人たちのインタビューも掲載。新しい文化の潮流について、いち早くお伝えします。日経のグローバルなネットワークを生かし、世界中から上質なオフのライフスタイルを提案します。

 最終面では放送作家の小山薫堂氏のほか、元エルメスジャポン社長の斎藤峰明氏ら各界著名人によるコラムを。日経ナショナルジオグラフィックによる世界の絶景写真と共に味わう優雅なひとときを提供します。

 「こんな日曜日が待ち遠しい」――。読者の皆様に人生の楽しみを増やしていただけるような紙面を目指します。

NIKKEI The STYLEの主な紙面内容

細谷巌氏

 紙面デザイン 細谷巌さん監修 「NIKKEI The STYLE」はビジュアル重視の紙面作りに挑戦。読むだけでなく見ても楽しめる新聞を目指します。

 紙面のデザイン・ディレクションとフロントページの製作は、ライトパブリシティ会長のアートディレクター、細谷巌さんに依頼しました。札幌冬季五輪の公式ポスターやキユーピーマヨネーズの広告などを手掛け、2001年に紫綬褒章、14年に旭日小綬章を受章しています。

 「目で味わう日経」。斬新な紙面レイアウトにもどうぞご期待ください。

 NIKKEI The STYLEが描く「世界」は専用サイト(s.4946.jp/style)からもお楽しみいただけます。

土日の1面 題字を横型に変更 紙面ビジュアルに

 土曜・日曜の朝刊と土曜の夕刊の1面のデザインを大幅に変更します。「オフに読む新聞」というイメージに合わせて、新聞の「顔」とも言うべき「日本経済新聞」の題字を横型に変更します。おなじみの縦型題字は1946年(昭和21年)3月に「日本経済新聞」に改題して以来、71年間使ってきました。新しい横型題字を採用した週末の日経はスタイリッシュな新聞になります。

1面の紙面イメージ

1面の紙面イメージ

 1面の紙面レイアウトも平日とは大きく変えます。トップには最新のニュースやトレンドの解説記事、インサイドストーリーなどを掲載します。「トランプ大統領の米国はどこへ向かうのか」「アベノミクスに陰りが見えた日本経済の先行きは」など日々のニュースでは伝えきれないテーマを深掘りします。写真やグラフを大胆にあしらってビジュアルなイメージを追求。週末に気軽に読めて、ためになる記事を目指します。

 中面も「政治」「経済」「国際」「企業」などのくくりを取り払い、重要なニュースを重点的に詳しく取り上げる総合編集のページを増やします。

土日の朝刊2面 レビュー&プレビュー

 土曜・日曜の朝刊2面は「振り返る(レビュー)」「先を読む(プレビュー)」をテーマに大きく衣替えします。

 土曜朝刊には平日の紙面で伝えきれなかったニュースの裏側や続報、分析をじっくりと読める記事を掲載します。注目の人物やニュースに絡めて興味を引く数字も紹介します。電子版とフィナンシャル・タイムズ(FT)でよく読まれた記事のランキングを通じて、世界と日本の関心事もまとめて伝えます。

 ニュースの先取りを意識した日曜朝刊では重要な出来事を前に、大胆なシナリオや底流にある課題に切り込む記事をお届けします。内外の金融市場の第一線で取材する記者がマネーの波頭を追うコラムも新設します。

 併せて経済、政治、企業、国際情勢を中心に主なイベントを知らせる週間予定表を掲載します。紙面の刷新に伴い、月曜の「予定」面と「景気指標」面は廃止します。

夕刊、コラム変更 水曜に「マネーダイニング」

 夕刊も一部のコラムを変更します。2面の「ニュースぷらす」はデザインを一新。水曜は著名人の人脈や組織を支える人々を紹介する「ぱーそん」、金曜は政治の話題を取り上げる「政界」に衣替えします。水曜に掲載してきた「トレンド&プライス」は木曜に新設する「トレンドナビ」面として再出発します。

 水曜には投資の実践講座「マネーダイニング」面が登場。初心者向けに投資のノウハウを分かりやすく説明します。土曜の「こころ」面は終了し、「NIKKEIプラス1」に掲載中の「親子スクール」面がお目見えします。

平日はニュース深読み

月~金曜 オピニオン面 コメンテーター 独自の視点問う

 未来を先読みするための新鮮な視点やヒントを提供し、ニュースに対する読者の理解を一段と深めてもらうため、オピニオンに関連したコンテンツを大幅に拡充します。

オピニオン面の紙面イメージ

オピニオン面の紙面イメージ

オピニオン面の主な紙面内容

 その中軸となるのは、これまでの月曜朝刊の週1回の掲載から、月曜から金曜までの5回の掲載に増やす「オピニオン」面の強化です。紙だけでなく、電子版やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による情報提供も厚くしていきます。

 新たなレイアウトで平日の朝刊にお届けするオピニオン面では月曜に掲載してきた大型コラム「核心」に加えて、日経の看板ライターとして指名した5人の「コメンテーター」が独自の見識を世に問う大型コラム「Deep Insight」が始まります。

 コメンテーターは内外での豊富な取材に基づく経験やこれまでに培ってきた文章力をいかして、ニュースを深く、やさしく読み解くとともに、次の展開を見据えた視角や気づきを読者に提供します。

 もう一つの柱はフィナンシャル・タイムズ(FT)との協力によるコンテンツです。英国の欧州連合(EU)離脱や米国のトランプ政権の誕生などを受け不透明感を増す国際情勢に鋭く切り込むFTの翻訳記事を増やします。高い信頼で定評のある英エコノミスト誌の翻訳記事は従来の火曜「グローバルBiz」面からオピニオン面に移します。

 インタビューや寄稿をもとに内外の有識者の意見もタイムリーに紹介します。これまで月曜に掲載してきた「グローバルオピニオン」、日曜の「創論・時論」、木曜の視点・焦点面「ニュース複眼」のコンテンツを取り込み、充実させていきます。

コメンテーターの顔ぶれ

プラス1 全面刷新 名物「何でもランキング」を拡充

 土曜日発行の「NIKKEIプラス1」も全面的にリニューアル。読んで楽しく、くらしに役立つ実用情報を大幅に拡充します。

 フロント面の名物記事「何でもランキング」を2ページに拡大します。全国のおいしいものや話題の商品、旅の提案など様々なとっておきを独自の視点でランキング。美しい写真とともに紹介します。

新紙面のイメージ

新紙面のイメージ

 身近なのに意外に知らないサービスや制度の活用法を探る「学んでお得」面、注目を集める新製品の比較や買い物のコツを専門家が答える「買い物上手」面を新設。お金に関連した情報を充実させます。

NIKKEIプラス1の主な紙面内容

 人気のコンテンツはさらにパワーアップします。家事やおしゃれなど、くらしの悩ましい問題の対処法を紹介する「すっきり解決」は「すっきり生活」面と改め、バックフロントに掲載。健康の情報は未病の備えに加え、ストレッチや筋肉トレーニングなど体づくりを重視。動作写真とともにビジュアルに紹介します。

 著名人が読者の悩みに答える「なやみのとびら」や「マナーのツボ」は、内容をさらに充実させて再始動します。

 新しくなるプラス1、ご期待ください。

金融経済面 フィンテックなど幅広く

 金融にIT(情報技術)を組み合わせたフィンテックが台頭し、海外の銀行不安が世界市場に瞬く間に広がる――。いまや金融は国内金融機関の枠組みだけで捉えきれない複雑かつ広範な時代へと入りつつあります。このような金融を巡る最新の動きを迅速に伝えるため、月曜掲載の「金融」面の名称を「金融経済」面に改め、掲載日も火~金曜の週4日と大幅に増やします。

 金融業界はITやサービスを活用して家計の利便性や企業の経営戦略を支える成長産業へと変貌しつつあります。新たな紙面では国内の銀行・証券・保険といった既存の金融機関に関するニュースに加え、海外金融機関やITなど非金融企業の動向、さらには日銀や国際決済銀行(BIS)など国際機関での議論など、幅広い視点から金融ニュースを発信していきます。読者の関心が高い仮想通貨や電子決済などの新商品・サービスの記事も充実させます。

企業面 国内外の情報 一体編集

 「国際」面に掲載してきた海外の個別企業のニュースを「企業」面に移し、国内外の企業情報を一体編集します。経済のグローバル化が一段と加速し、企業は国境を越えて激しく競争すると同時に、M&A(合併・買収)を駆使して合従連衡を繰り返しています。世界の有力企業によるこうした競合と協調のダイナミズムを、これまで以上に分かりやすく伝えます。

 紙面の刷新に合わせ、国内外に張り巡らせた取材拠点をより緊密に連携させます。技術開発、マーケティング、人材育成――。様々な情報の集約を通じて、日本と各国・地域の有力企業の動向が一覧できる紙面作りを可能にします。例えば、トヨタ自動車と独フォルクスワーゲン(VW)、日立製作所と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の成長戦略を同じ視点や指標で比較するといった記事をタイミング良く提供していきます。

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お断り 朝刊の大幅な紙面刷新に伴い、以下の紙面を3月3日までに順次終了(一部は掲載日・面変更)します。

お断り