「表層から深さ7mほどまでの“N値”は12前後で、その後は3、3、3、2、1、1、1、1、1……。そして、ようやく深さ45mで基盤が出てくる」。京都大学の田村修次准教授が示したのは、東日本大震災で液状化の被害にあった千葉県浦安市舞浜2丁目の「土質柱状図」といわれるもの。これを見た専門家らはどよめいた。2011年3月25日に京都大学防災研究所で開催された東日本大震災の緊急報告会でのことだ。
N値とは、土の硬さや締まりの程度を表す指標だ。土質によるが、一般にはN値が5以下だと軟弱な地盤、50以上だと強固な地盤と説明される。ボーリング調査を実施した数少ない箇所の柱状図であることを差し置いても、「すさまじい軟弱地盤」(田村准教授)を表すN値の推移に、思わず声を上げた専門家が多かった。
地盤、柱状図、京都大学防災研究所、表層、液状化、東日本大震災
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