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iPad対キンドル、読むならどっち 専門家の目

2010/6/10 0:03 (2010/6/10 4:00更新)
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米アマゾンの「キンドルDX」(左)と米アップルの「iPad」
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米アマゾンの「キンドルDX」(左)と米アップルの「iPad」

 米アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」が5月末、日本でも発売された。画面が大きく電子書籍を読むのにも向いている。ネット書店大手の米アマゾン・ドット・コムは電子書籍「キンドル」で国際版に続き日本版の発売を検討。iPad向けコンテンツ配信も始まり、電子書籍市場は急速に拡大しそうだ。

 iPadはカラー画面のアイコンを指先で触れて操作する。機能はインターネットのウェブ閲覧など多いが、自宅の居間などでダウンロードした電子書籍を読む用途が注目されている。写真集のほかページを次々めくるコミックに向く。

 ネット接続の場所によってモデルが分かれる。「Wi―Fi」は無線LAN(構内情報通信網)が利用できる自宅や外出先で接続。「3G」はソフトバンクの携帯電話回線を通じ常時接続もできる。いずれもネット接続の契約が必要だ。

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 アップルは「iブックストア」で英語の電子書籍など米国で4万6000冊を販売。日本語コンテンツも講談社などが供給を始めている。

 電子書籍端末ブームの先駆けは、アマゾンの「キンドル」。1月に大画面の「キンドルDX」を投入した。アマゾンの電子書籍は現在、英語中心に米国で45万冊、日本で36万冊が利用できる。「キンドル日本版」や日本語のコンテンツは現在、準備を進めている。

 キンドルの画面は、電子的に黒く文字を表示するインクを採用。液晶モニターのような光源がなく、明るい場所で通常の本と同様に読めるので、目が疲れない。バッテリー駆動時間はiPadは10時間ほどだが、キンドルDXは1週間だ。ユーザーは電子書籍を購入するための通信回線を契約する必要もない。

 専門家によると、映像などを楽しんだり、電子書籍も写真やコミックが中心ならiPad、小説などをじっくり読みたいならキンドルが優位。ただ、電子書籍端末としての選択は今後のコンテンツの品ぞろえが左右しそうだ。

(渡辺正幸)

米アップル「iPad」の概要
【特徴】多機能携帯端末。9.7インチのLED(発光ダイオード)バックライト液晶を搭載。タッチパネル方式で、直感的に操作できる。地図を拡大したり、写真を次々に表示する機能も。ウェブ閲覧、電子メールの送受信、写真・ビデオ・音楽の鑑賞など多用途。高さ242.8×幅189.7×厚さ13.4ミリ。重さ680グラム(Wi―Fiモデル、16GB)。
【発売時期】5月28日
【価格】4万8800円(同)

米アマゾン「キンドルDX」の概要
【特徴】電子書籍端末「キンドル」の大画面仕様の国際版。9.7インチで16階調表示の電子ペーパーディスプレーを搭載。従来に比べて表示面積は2.5倍。文章を無線で読み込める。画面を自動的に回転させ、縦、横いずれの方向でも表示する。最大で書籍3500冊を保存。高さ264.2×幅182.9×厚さ9.7ミリ。536グラム。
【発売時期】1月19日
【価格】489ドル(約4万5000円)

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キンドル、iPad、アップル、アマゾン・ドット・コム、電子書籍、インターネット、ソフトバンク、携帯端末、キンドルDX、構内情報通信網、講談社、ダウンロード、ネット接続、携帯電話、コミック、iブックストア

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