米アップルの「iPhone(アイフォーン)」などスマートフォン(高機能携帯電話)向けのアプリ開発に参入する動きが相次いでいる。開発講座が人気を集め、家電向けの組み込みソフトを開発していた企業がアプリ開発へと転身を図る。
アイデアひとつで誰もが平等に世界に飛び出せる「ソーシャル」の時代。初心者でもダウンロードランキング1位に輝くことができる。
加速するアプリ開発競争を受けて、今、ネットの世界では優良ソフト技術の囲い込み競争が激しさを増している。
(ネットのチカラ 第1部「ソーシャル」が変える<5>は日経産業新聞2010年7月30日付で掲載)

ディー・エヌ・エーの守安功取締役
瞬時に情報を共有できるソーシャルメディアの世界。ゲームなどのコンテンツが人と人とのつながりを支える磁力のような存在になり始めている。新たなネット空間の普及に合わせてゲームなどのコンテンツはどう変わるのか。携帯電話向けSNS(交流サイト)「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)の守安功取締役に聞いた。
――ソーシャルメディアの普及はゲームなどのコンテンツにどんな影響を及ぼすのか。
「人がたくさん集まっているからこそ会話が生まれ、新しいサービスが生まれる。ソーシャルが加わることでインターネットのサービスも変わる。そうした空間を作り上げるために、人と人が交流するソーシャルゲームという新しいジャンルが生まれた」
――既存の家庭用ゲーム市場への影響は。
「ゲーム産業も変革期を迎えている。これまでは家庭用ゲーム機向けのパッケージ型ゲームとゲーム好きを対象にしたパソコン向けのゲームがあった。その二つの中間に登場したのが、簡単に遊べるカジュアルなソーシャルゲームだ」
「利用料が無料でアイテムを購入して自分好みのキャラクターを作っていくことを友人と競い合うといった手法が、ゲームを今までしなかった層に受け入れられた。当社でも会員数が2000万人規模になっている」
――無料ゲームをベースにどう収益モデルを築いているのか。
「例えば月100万人利用するゲームの場合、その内の10%がアイテムを平均で月1000円購入すれば1億円の売り上げになる」
ソーシャルメディア、iPhone、アプリ、DeNA、SNS、モバゲータウン、ソーシャルゲーム、家庭用ゲーム、収益モデル、フェースブック、マーケティング、ミクシィ、アバター
メールマガジンでお薦め記事を読む (2/9)
国内ソーシャル3社に変調の兆し、事業モデルに弱点 (2/9)
2012年2月10日付 (2/9)
覚えきれないならメモやツールを賢く活用 (1/22)
組織超えた「情報共有」が鍵、高まるハッカー需要 (2011/12/21)
・スマホ決戦、サムスン追うLG
・日比谷総合設備、オフィスの既設照明を7割節電
・凸版、スマホで機器の保守・管理情報
・ゼリア新薬、くる病治療薬を承認申請へ
・キングジム、香港に販売子会社…続き