本格普及を前に、早くも電気自動車の価格競争が幕を開けた。
12月に発売する日産自動車が3月30日、5人乗り電気自動車(EV)「リーフ」の価格を実質299万円(政府の補助金込みの価格)にすると発表。すると、昨年7月から先行発売している三菱自動車が同じ日の夕方に、「i―MiEV(アイ・ミーブ)」の価格を4月から、約62万円引き下げて398万円にすると発表した。政府の補助金を得ると284万円になり、日産を15万円下回る。
ひと声、62万円の値引き――。一体何があったのか。
3月30日午後。東京・港区三田の三菱自本社で臨時の取締役会が開かれた。最大のテーマは4月から始まる個人向けEV販売の値段設定だ。月末間際になったのは、法人向けより手ごろな価格に設定するため慎重に検討していただけではない。午前中に値段を発表する後発組で最大のライバル、日産の値段を見た上で決めるためだ。
「299万円か。手ごわいな。もう少し下げてはどうでしょう」。関係者によれば、三菱自は当初補助金込みで290万円台の値段を想定していた。しかし、日産が300万円を割る値段に設定したのを見て再検討。5人乗りで普通車のリーフに比べて、アイ・ミーブが軽自動車サイズだということを考慮し、「15万円の価格差は必要」との判断に傾いたのだという。
電気自動車の場合、最大のコストは高性能の電池にある。両社とも小型大容量のリチウムイオン電池を搭載しているが、アイ・ミーブの場合、電池コストはざっと240万円程度(制御システム費用込み)する。三菱自の場合、現行の価格で推移したとしても当面赤字で、「黒字化は年3万台を量販する2013年の見込み」(同社)だった。対抗上仕方ないとはいえ、急な値引きは痛手のはずだ。
当面は提携する仏自動車大手、プジョーシトロエングループ(PSA)に今年秋から電気自動車をOEM(相手先ブランドによる生産)供給したり、車種を増やしたりするなど「地道に事業を拡大していくしかない」(三菱自幹部)と語る。
対する日産。なぜここまで手ごろな価格にできたのか。
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日本発のスマートグリッドを海外に売る方法 (8/30)
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|---|---|---|---|
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| ユーロ/円 | 107.90 - .94 | +0.22円安 | 3日 2:31 |
| 長期金利(%) | 1.105 | +0.045 | 2日 16:57 |
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