日本経済新聞

5月25日(金曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

コンテンツ一覧

iPhone対決で優勢のソフトバンク 新周波数獲得に照準

(1/2ページ)
2012/1/12 7:00
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷
この記事をはてなブックマークに追加
この記事をmixiチェックに追加
この記事をLinkedInに追加

 米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の販売で、ソフトバンクの優勢が鮮明になっている。2011年10月14日に発売した最新モデル「4S」からKDDI(au)も取り扱いを始めたが、販売数量で着実にリードを続けている。ひとまずは当面の「難関」をクリアした形だが、次なるターゲットは総務省が今年2月にも携帯事業者に割り当てる新周波数帯の行方だ。ソフトバンクの今後の「命運」を左右すると言っても過言ではない。

ソフトバンクが販売するiPhone4S
画像の拡大

ソフトバンクが販売するiPhone4S

 「そりゃ必死ですよ。auからはこの何年、相当な顧客をもらったから。auに戻る可能性が怖かった」。ソフトバンクのある幹部は打ち明ける。全国家電量販店の販売動向を調査しているBCN(東京・千代田)によると、昨年11月の4Sの事業者別シェアはソフトバンクが66.4%、auが33.6%だった。ヨドバシカメラがホームページ上に公開する1月11日時点の4Sの在庫状況でもソフトバンクのモデルは「ご予約受付中」の表示が多く、auの方が少ない。

 ソフトバンクは当初「100万人規模のiPhoneユーザーが解約してもおかしくないと思った」(孫正義社長)と警戒したが、蓋を開ければ過去最高の予約数を記録した。優勢に至った要因はいくつかある。

 1つはau版との機能の差だ。通話中にデータ通信が可能で、メールの即時受信、テレビ電話「フェイスタイム」が使えるなどソフトバンク版の機能充実が目立つ。通信速度(規格値)でもソフトバンク版が上回る。発売前後から「徐々に機能の違いが伝わり、販売動向に反映されてきた」(ソフトバンク幹部)。

 「570円の差」も料金に敏感な利用者の心をつかんだ。ソフトバンク版の月額データ通信料金が4410円に対し、au版は4980円。ソフトバンクはライバルが思い切った料金設定を打ち出してくるか戦々恐々としたが、auは米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載のスマホ(同5460円)との兼ね合いなどから微妙な着地点になった感がある。

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 次へ
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷
この記事をはてなブックマークに追加
この記事をmixiチェックに追加
この記事をLinkedInに追加
関連キーワード

ソフトバンク、iPhone、フェイスタイム、アップル、スマートフォン、グーグル、NTTドコモ、KDDI、イー・アクセス

関連記事

日経産業新聞のお申し込みはこちら

【PR】

【PR】

新着記事一覧

【PR】

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

日本経済新聞の公式ページやアカウントをご利用ください。

日経・JBIC 5/21更新

344.9 ▼-30.0 単位:円/トン

買気配313.6 売気配376.3

日経産業新聞 ピックアップ2012年5月25日付

2012年5月25日付

・名門ハザマ、10年目の白旗
・「すみだ産」世界に挑む、ものづくり現場発~東京・墨田を行く
・スマホ向け定額音楽配信、聞き放題で利用者拡大
・ヤマハ発が200万人試乗会、インドネシアで二輪販促策
・カジタク、家事代行、大阪・仙台でも…続き

日経産業新聞 購読のお申し込み
日経産業新聞 mobile

[PR]

関連媒体サイト

【PR】

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について