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ドコモ回線で使える「iPhone4」 通信速度・エリアを試す
ジャーナリスト 石川 温

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2010/9/6 15:00
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日本通信が発売した「talking b-mobile プラチナサービス」。パッケージにはNTTドコモとFOMAのロゴが入っている
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日本通信が発売した「talking b-mobile プラチナサービス」。パッケージにはNTTドコモとFOMAのロゴが入っている

 日本通信が、米アップルのスマートフォン「iPhone4」の専用microSIMカードを8月末に発売した。このカードを携帯電話端末を他の事業者で使えないようにする「SIMロック」がかかっていないiPhone4に装着すれば、国内ではNTTドコモのネットワークを使って音声通話やデータ通信をすることができる。香港からSIMロックフリーのiPhone4を取り寄せ、都内で通信速度などを試してみた。

 日本通信が発売したiPhone4用microSIMカードは、ソフトバンクモバイルが国内で販売中のSIMロックがかかったiPhone4に挿入しても動作しない。日本通信のサービスを使うには、SIMロックがかかっていないiPhone4を調達しなくてはならない。

 英国やフランスなどではiPhone4の発売当初から、オンライン直販店「アップルストア」でSIMロックフリー版を販売している。今回は7月30日からSIMロックフリー版iPhone4の販売を開始した香港で、知人を経由して製品を購入した。

32ギガバイトモデルで約6万6000円

 香港ドメインのオンライン版アップルストア(http://www.apple.com/hk/)は、日本からでもiPhone4の購入手続きができ、日本で発行されているクレジットカードで決済が可能だ。ただし、製品の送付先は香港の住所に限り、日本の住所を指定できない。このため製品購入は7月30日の夕方に日本から香港のアップルストアに注文して決済手続きを済ませ、香港の知人の事務所を送付先とした。

設定メニューの「認証」という項目に日本の「技適マーク」があることを確認できる
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設定メニューの「認証」という項目に日本の「技適マーク」があることを確認できる

 香港でのiPhone4の価格は32ギガバイトモデルが5888香港ドル。クレジットカードのレートが1香港ドル=11円303銭だったので、実際の支払額は6万6551円となった。

 注文時にアップルストアには、発送までに「3週間かかる」と表記されていた。実際に発送されたのは8月13日で、知人の手元に届いたのが8月18日。翌19日に香港から発送された製品が日本の自宅に到着したのは21日だった。その際にかかった国際郵便の輸送料は、153香港ドル(約1723円)だった。

 香港版のiPhone4は、電源コネクターが香港仕様になっている以外は見た目は日本版と変わらない。日本の電波法令で定める技術基準に適合している無線機であることを証明する「技適マーク」は本体背面にこそ刻印されていないが、メニューからたどっていくと「認証」画面に表示できる。これで香港版のiPhone4を日本で使っても問題ないことを確認できた。

ソフトバンクモバイル版とどちらが快適か

 日本通信のiPhone4用microSIMカード「talking b-mobileSIM プラチナサービス」の料金は、1050円の無料通話分を含めて月額6260円。データ通信は使い放題となる。

設定メニューの「キャリア」にはNTTドコモと表示される
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設定メニューの「キャリア」にはNTTドコモと表示される

 日本通信はNTTドコモのネットワークを使うMVNO(仮想移動体通信事業者)であるため、NTTドコモと同じエリアで通信サービスを提供できる。実際、microSIMカードを見ると日本通信のサービスながら、NTTドコモのロゴが入っている。データ通信速度は「iPhone4の利用に適した速度」(日本通信)という。NTTドコモのデータ通信サービスは毎秒7.2メガビットがスペック上の最大速度だが、日本通信は「iPhone4ではそこまでのスペックは処理しきれない。アプリケーションに合わせた通信速度を調整して提供する」という。

 現在、ソフトバンクモバイルが国内で提供するiPhoneを使っているユーザーには、ネットワーク品質やサービスエリアに対する不満が少なからずある。だからこそ、NTTドコモのネットワークを使えるiPhone4の登場が注目されていたのだ。では、実際、日本通信のmicroSIMカードをSIMロックフリーのiPhone4に挿入するとどうなるのか。ソフトバンクモバイル版と比べてみた。

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iPhone、Apple Store、microSIM、SIMロック、iモード、Facetime、仮想移動体通信事業者、iPod touch

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