NTTドコモは11月24日、高速通信規格「LTE」対応スマートフォンの第1弾「GALAXY S II LTE」を発売した。韓国サムスン電子の人気ブランド「GALAXY」を冠した製品であり、Xi(クロッシイ)というブランド名でLTEを展開しているNTTドコモからの期待は高い。
Xiスマートフォンで日本市場での浮上を狙うのが同じ韓国のLG電子だ。スマートフォンへの対応に出遅れたとされてきたが、12月上旬に予定するXi対応スマートフォン「Optimus LTE」の発売に向けて着々と準備を進めている。
■日本向け機能をしっかり取り込む
Optimus LTE最大の特徴は、Xiに対応したことに加えて「おサイフケータイ」と「ワンセグ」という2つの日本特有機能も実装した点にある。前モデルでワンセグに対応していたGALAXYは、新端末は非対応。サムスンは日本特有機能の搭載を見送り発売時期を早めたが、LG電子はOptimus LTEで日本のニーズをきっちりと取り込む作戦にでた。
製品の大きな特長となっているのが、ディスプレーだ。「True HD IPS液晶」と呼ぶ液晶で、自然な発色で美しい表現を可能にした。サムスン電子のGALAXYシリーズも「SUPER AMOLED Plus(スーパー有機EL)」ディスプレーを搭載し、美しさで引けを取らない。ただ2つを比べると自然な色合いを見せるOptimusに対し、GALAXYはやや青みがかって、色合いが濃いめに表現される傾向がみえる。LGの開発担当者は、「OptimusのTrue HD IPS液晶は、本来の色に近い形で表現できる。他社のディスプレーはネット通販などの画面で見たものと買って実際に送られてきたものと色が違うといったケースもありえる」という。
LGによれば、True HD IPS液晶が本来のものに近い色合いを表現できるのに対し、Super AMOLEDは発色が150%増しになっているという。米アップルの「iPhone4S」が採用しているディスプレーは73%程度の色再現率しかないとのことだ。
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