米Associated Press(AP通信)と米Googleは米国時間2010年8月30日、AP通信が配信しているニュース記事について、新たな契約に基づきGoogleのWebサイトで使用できるようになったと発表した。
両社が2006年に締結したニュースコンテンツ契約は2010年1月に期限切れとなっていたが、これまでの数カ月にわたる協議の結果、このほど合意に至ったとAP通信は説明している。
AP通信によると、GoogleはフランスAgence France-Presse(AFP通信)、英UK Press Association、カナダのCanadian Pressといった通信社とも同様の契約を結んでおり、これら新たな契約の下、Googleはニュース・アグリゲーション・サイト「Google News」をはじめとする自社サイトで各通信社のニュース記事を利用できるようになる。
GoogleとAP通信は契約の詳細について明らかにしていないが、AP通信の8月30日付けの報道によると、Googleは、コンテンツのライセンス使用料をAP通信に支払うほか、Webにおけるニュースコンテンツの収益化で協力する。
AP通信によると、新聞社や放送事業者の広告収入が落ち込んでおり、それにともないAP通信のニュース配信料も減少している。同社はWebにおけるコンテンツの収益増大を狙い、ネット企業との提携を進めている。その一環として米Yahoo!とライセンス契約を結んだほか、現在は米Microsoftとの新規契約締結に向けて取り組んでいる。
AP通信は発表資料の中で、今回の契約締結はGoogleによる歩み寄りの姿勢を示すもので、同社のこれまでの主張とは大きく異なると述べている。「Googleは記事の一部を数行の要約(スニペット)としてWebに掲載しているが、これまで同社はあくまで米国著作権法に基づく公正使用と主張し、ライセンス料の支払いを拒んできた」と説明している。
[ITpro 2010年8月31日掲載]
AP通信、Google、ニュース、Microsoft、コンテンツ、ライセンス、Yahoo!
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